圓教寺⑨~開祖のことなど~
きょうはこのお寺を開いた性空殿のことを紹介しようと思う。空海ら超有名な僧侶に比べると、巷間には知られていないのだが、なかなか面白い御仁である。 910年に生まれられたのじゃが、わしと同じく誕生のときも吉兆があったそうじゃ。京都の生まれで、家は名門・橘家という。ただ母君が何度も流産 […]
ここでは、鳥取県は倉吉市の集仏庵よりこちらの世界に来た「がれき光背仏」であるわし、通称「笑い仏(ぼとけ)」が、旅先から日々の思いをつづるブログじゃ。わしについての概要は、こちらのページからご覧いただければ幸いじゃ。
きょうはこのお寺を開いた性空殿のことを紹介しようと思う。空海ら超有名な僧侶に比べると、巷間には知られていないのだが、なかなか面白い御仁である。 910年に生まれられたのじゃが、わしと同じく誕生のときも吉兆があったそうじゃ。京都の生まれで、家は名門・橘家という。ただ母君が何度も流産 […]
たまには山内を歩いてみようと思う。この時期は緑がすがすがしくて、森林浴には最適じゃ。ただ山ということは心しておかねばな。アップダウンが激しくて、いい運動になるわい。車も最大傾斜角が25度ので、4WDでないと入れないらしい。つまり、歩くと本当に心地よい汗をかくのじゃ。
今日は取材を受けたワイ。女性のかたで、わざわざ暑い中着ていただいて感謝じゃわい。丁寧な取材で、わしも気分良くこたえさせていただいたかのう。思わず、話もでんぐり返りししながら弾んでいったのは、彼女の話術であろうか。 いろいろポーズをせがまれたのだが、それだけはのう…。結跏趺坐でお願 […]
さて、きょうはわしがおる食堂から少し離れてみるかのう。裏手を少し下っていくと、奥の院がある。そこの中心にあるのが開山堂という建物じゃ。このお寺を開いてくれた性空という高僧をまつっておる。 凛としたたたずまいのお堂に上がってみい。そこには語り部がおられるぞ。物腰柔らかく、実に詳しく […]
先日の台風は皆さん大丈夫じゃったかの。こちら姫路もえらいことになっておったが、大きな事故もなく安堵したのじゃが。台風が去った後は、また梅雨の天気になっておるのう。むしむし・じめじめ…じゃが、これを過ぎて迎える熱い夏には、雨が恋しくなるのが人情。全ては、相対的な認知ということじゃの […]
昨日の雨はなんじゃったんじゃろ。やはり普段の行いがよいからであろうか。仏でよかったわい。 初夏の山寺はすがすがしさ満点じゃわ。 きょうは朝から新聞社の取材をうけたわい。ピンライトで照らされたり、結構たいへんじゃったわい。まあ、悪い気はせんのう。それにしてもご年配の方もこんな勾配の […]
今日はこちらの天気は曇り。先週末のような雨こそ降っておらんが、山の天気は変わりやすいので、ご参拝の方々はお気をつけてくだされ。台風も接近中とのこと。準備はお早めに。 そうそう。昨日のブログで書かせてもろうた朝日新聞デジタルの記事じゃが、あそこで紹介したURLに行くと「有料会員」で […]
「始まりは~いつも雨~」とCHAGE&ASKAばりに歌っている場合ではないぞ…。圓教寺に着いた当日は雨なんてものではなく、豪雨であった。雨音に耳を傾けているあいだ、MONK衆がわしの台座を組み立てておる。しっかり励んでくれ。
わしを産んでくれた山本竜門師の作業場があるところじゃ。まちのはずれにあるので、喧騒から離れて静かで、花々に囲まれておる。遠方には大山も望めて、都会もんにはうらやましい限りの桃源郷じゃろうなぁ。
さて、記念すべき第1番目の逗留地は、兵庫県姫路市にある緑豊かな古刹・圓教寺じゃ。 986年に性空上人によって開かれた天台宗の古刹という。姫路のすぐ北の書写山からロープウェーを上ったところにある。西国二十七番札所として、参拝客が集う魔尼殿は下から見上げるとまさに圧巻じゃよ。じゃが、 […]