観音寺⑧~津観音縁日祭!~
『津観音縁日祭』、大成功じゃったようじゃ!
ここでは、鳥取県は倉吉市の集仏庵よりこちらの世界に来た「がれき光背仏」であるわし、通称「笑い仏(ぼとけ)」が、旅先から日々の思いをつづるブログじゃ。わしについての概要は、こちらのページからご覧いただければ幸いじゃ。
MONK衆の一人が偵察に来たのじゃが、目的はそれだけじゃなかったようじゃ。 ぬるぬるを食べに来たらしいんじゃ。ぬるぬる。そうじゃよ、あれよ、あれ。 うなぎじゃ。
5月18日に津観音にて『縁日祭』なるイベントが開催される。毎月18日というのは、実は観音様の縁日なんじゃが、それをもっと盛り上げてやろうと、有志で立ち上げたのがこのお祭り。
東北の大震災が起こってから、早くも2年が経った。 この間、変ってしまったもの、変わらないもの、そして変わりつつあるものとがあるのじゃろう。変ってはいけないものもあるやも知れぬ。「諸行無常」とは、我々仏教修行者にとって大きな意味を持つ文句じゃが、それは、単純に「全てが […]
みなさん、お久しぶりじゃのう。「笑い仏」ですじゃ。 2月の中旬に奈良・元興寺を出発したわしは、しばらく京都府内のとある民家でドック入りをした。ここでしばしの休息をとっておる間、由美子さんに面倒をみてもらったわい。
いよいよお世話になった元興寺ともお別れじゃ。ホント、お寺の方にもよくしていただいた。ありがとうございました。 さて、最後に元興寺最大のイベントである2月3日の節分をこっそりのぞいてきたので、紹介したいと思う。
今日は、我々もよく知る阪神淡路大震災からちょうど18年目の日に当たる。わしもここ奈良から、祈りを捧げたい。生きとし生けるものに、幸せと喜びが与えられますように。生きとし生けるものから、災厄と不幸が取り去られますように。 わしは、東日本大震災の痛手からまだ復興しえぬ福 […]
塔跡から西に行くと、今度は元興寺小塔院というところがある。細い道にあるところで、うっかり通り過ぎてしまいそうなところじゃ。小道を上っていくと、トタン屋根のお堂がある。掃除をされている男性がいろいろ教えてくれた。こここそが、むかしは元興寺のお坊さんの学校があったとこというのじゃ。 […]
元興寺を出て、少し南に下ると、「元興寺塔跡」という場所があるんじゃ。ん、ここも元興寺なのかのう? 結論から言えば、そういうことになるのじゃ。もともと元興寺は奈良時代では大寺中の大寺。東大寺、興福寺と肩を並べるぐらいの寺領を持っておった。興福寺などは藤原氏の加護があり […]
わしがおる収蔵庫の前の庭に、平たい石版があるんじゃ。よくみなされ!細い線で足が書かれているのが、わかるかのう。これを仏足石という。偶像崇拝を禁じた仏陀を偲び、古代インドで足形として信仰の対象としたものなのじゃ。足形だけでなく、魚や法輪も描かれておるぞ。
ちょいと、お寺を出てみると、おもしろいものに出くわした。 寺を出て、すぐ正面にある酒屋さんがやっている「ちょこっとカフェ」じゃ!説明するより、見てもらったほうが早いであろう。この燦然たるセンス!感動もんじゃ。
みなさま、明けましておめでとうございますじゃ。2013年ですのう。今年もわし、「笑い仏」の福島への行脚にお付き合いくだされば幸いじゃ。 わしの隣に五重塔がある。高さ5.5m。がっしりとした作りで、精緻につくられておる。何とこの塔は国宝なのじゃ。工芸品としてではなく、 […]
このお寺は実に風格あるお姿をしておるのう。さすがは飛鳥時代に創建されただけあるわい。事実、「日本最古の本格的仏教寺院」と言われておるしのう。
ここ数日で、急に寒くなったのう!じゃが、元興寺へ来られるお客さんの数は特に減らずじゃ。皆さん、お参りご苦労様です。 そうそう。わしはこんな感じで逗留しておるぞ。
元興寺の歴史は、蘇我馬子が588年から建立した法興寺にさかのぼる。これが平城京への遷都の際に、奈良に移り、元興寺(がんごうじ)となったそうじゃ。 宗派は真言律宗。飛鳥時代からの、古寺中の古寺じゃのう。事実、わし、笑い仏のこれまでの逗留地では、最古になるかのう。でも、 […]
秋と言うより、もう冬の風情じゃのう…。おう、いつものMONKの者もようやく会いに来てくれたか。 いや、もう引っ越しなのか?早いもんじゃのう!まさに光陰矢のごとしじゃ。庭園の木々が美しく色づいてきたので、もうちょっと居たかったのにのう。 松村住職らにも結 […]
今日は、MONKフォーラムの初期メンバーの一人、奈良に住まうモラ坊弘大からのお便りを紹介じゃ。彼はMONK活動の初期のころに、当時メンバーが毎月大阪のお寺さんと一緒にやっていた「聖天カフェ」にも随分と参加してくれていた古参メンバーになるのう。 しばらく活 […]
さてさて、ワシも長旅の疲れで人間ドックならぬ仏「ドック」に入っておったんじゃ。MONK衆の照空殿と父上の尽力もあり、体調も良くなったので、ぼちぼち旅を再会するかのう。 本日より大和の国じゃ!奈良県は葛城市の當麻寺(たいまでら)の中ノ坊に到着。ここ、當麻寺 […]
わしは今、奈良の當麻寺に向かう途中で雲隠れしておるのじゃが、MONK衆から連絡があったわい。ん、名古屋からとある。えらい東のところじゃのう。どれどれ、写真がついておる。
今回、須磨寺に逗留させていただいたのじゃが、本当に参拝の方々が多いお寺じゃのう!境内の静かで厳かな景観、様々な歴史的宝物、そして、ご本尊様に日々を感謝する多くの人たち、笑顔で参拝なさる参拝客の賑わいを見ると、この須磨寺が幾多の時代の中で戦乱や震災に巻き込まれ倒壊し、その度に再建さ […]
今日は須磨寺にいらっしゃる多くの伝説やワシの仲間の仏様…と言っても歴史的に大先輩にあたる方々を紹介しようと思うとる。 四国八十八箇所のお砂踏み
須磨寺由来の楽器といえば、一弦琴の「須磨琴」と小枝の笛、通称「青葉の笛」じゃろうな。実はどちらも、とても悲しい物語にまつわる琴と笛なのじゃよ…。 美しくも悲しい物語を奏でる須磨琴