元興寺⑭~節分の大賑わい~
いよいよお世話になった元興寺ともお別れじゃ。ホント、お寺の方にもよくしていただいた。ありがとうございました。 さて、最後に元興寺最大のイベントである2月3日の節分をこっそりのぞいてきたので、紹介したいと思う。
いよいよお世話になった元興寺ともお別れじゃ。ホント、お寺の方にもよくしていただいた。ありがとうございました。 さて、最後に元興寺最大のイベントである2月3日の節分をこっそりのぞいてきたので、紹介したいと思う。
今日は、我々もよく知る阪神淡路大震災からちょうど18年目の日に当たる。わしもここ奈良から、祈りを捧げたい。生きとし生けるものに、幸せと喜びが与えられますように。生きとし生けるものから、災厄と不幸が取り去られますように。 わしは、東日本大震災の痛手からまだ復興しえぬ福 […]
塔跡から西に行くと、今度は元興寺小塔院というところがある。細い道にあるところで、うっかり通り過ぎてしまいそうなところじゃ。小道を上っていくと、トタン屋根のお堂がある。掃除をされている男性がいろいろ教えてくれた。こここそが、むかしは元興寺のお坊さんの学校があったとこというのじゃ。 […]
元興寺を出て、少し南に下ると、「元興寺塔跡」という場所があるんじゃ。ん、ここも元興寺なのかのう? 結論から言えば、そういうことになるのじゃ。もともと元興寺は奈良時代では大寺中の大寺。東大寺、興福寺と肩を並べるぐらいの寺領を持っておった。興福寺などは藤原氏の加護があり […]
わしがおる収蔵庫の前の庭に、平たい石版があるんじゃ。よくみなされ!細い線で足が書かれているのが、わかるかのう。これを仏足石という。偶像崇拝を禁じた仏陀を偲び、古代インドで足形として信仰の対象としたものなのじゃ。足形だけでなく、魚や法輪も描かれておるぞ。
ちょいと、お寺を出てみると、おもしろいものに出くわした。 寺を出て、すぐ正面にある酒屋さんがやっている「ちょこっとカフェ」じゃ!説明するより、見てもらったほうが早いであろう。この燦然たるセンス!感動もんじゃ。
みなさま、明けましておめでとうございますじゃ。2013年ですのう。今年もわし、「笑い仏」の福島への行脚にお付き合いくだされば幸いじゃ。 わしの隣に五重塔がある。高さ5.5m。がっしりとした作りで、精緻につくられておる。何とこの塔は国宝なのじゃ。工芸品としてではなく、 […]
このお寺は実に風格あるお姿をしておるのう。さすがは飛鳥時代に創建されただけあるわい。事実、「日本最古の本格的仏教寺院」と言われておるしのう。
ここ数日で、急に寒くなったのう!じゃが、元興寺へ来られるお客さんの数は特に減らずじゃ。皆さん、お参りご苦労様です。 そうそう。わしはこんな感じで逗留しておるぞ。
元興寺の歴史は、蘇我馬子が588年から建立した法興寺にさかのぼる。これが平城京への遷都の際に、奈良に移り、元興寺(がんごうじ)となったそうじゃ。 宗派は真言律宗。飛鳥時代からの、古寺中の古寺じゃのう。事実、わし、笑い仏のこれまでの逗留地では、最古になるかのう。でも、 […]