雪の降る日に仏像三昧(2016年1月・鳥取県倉吉市・集仏庵)
暖冬だったのが、この有様です。 鳥取の小京都・倉吉に来ております。さてはて、なんで倉吉なの?もっともな質問です。ここはわれらMONK衆の活動に、深く関わっていただいたお方がおられるのです。その人がこちらです。 笑顔で迎えてく […]
暖冬だったのが、この有様です。 鳥取の小京都・倉吉に来ております。さてはて、なんで倉吉なの?もっともな質問です。ここはわれらMONK衆の活動に、深く関わっていただいたお方がおられるのです。その人がこちらです。 笑顔で迎えてく […]
前コラムで訪れた可睡齋の火まつりが終わるのが、12月16日である。実は、この日も秋葉の火まつりは行われている。 西に行った浜松市の天竜川沿いの山の奥、秋葉神社の大祭である。 前後するが、そもそも可睡齋の火まつりは、秋葉神社境内にあった秋葉寺(しょうようじ)で行われていた。それが、 […]
瀧之坊と大阪で待ち合わせて寺巡りをした。大阪駅から南に下った谷町九丁目から、四天王寺のあたりは、以外に知れていないが、寺密集エリア。聖徳太子創建の四天王寺をはじめ、約200の寺があると言われている。 今回は、空石主導でなく、瀧之坊に先達をつとめてもらった。名前のごと […]
シンポジウム「マインドフルネス瞑想と日本社会ー仏教の突破口?」 http://www.musashino-u.ac.jp/bukken/gyouji.html 表題タイトルのイベントが先週末に三鷹の武蔵野大学にて開催された。非常に興味があったので赴き、最前列にて拝聴 […]
歴史に、もしもなどない。でもしかし、あの愚行がなかったなら…。応仁の乱、織田信長の延暦寺焼き討ち、太平洋戦争中の金属供出令など。明治期の神仏分離令はこの中に必ず入る。神仏分離令は、神道を国教化し、天皇中心の政府をつくるため、1868年に出された。新政府の中枢だった薩摩藩などでは、 […]
ある意味で、仏教ブームはちまたで定着した感がある。テレビでも趣旨には首をかしげるが、お坊さんが主役の『ぶっちゃけ寺』なる番組もある。最近、友人から本をプレゼントしてもらった。 「絶対、好きな本だと思ったので」 これは、ありがたい。だが、手に取って、少し […]
夏休みを12月に取るって、どうなんだろ?休めるだけましと、前向きに考えて、寺に参ろう。 可睡齋という寺に行きたいと思っていた。 名前は聞き慣れないだろうが、れっきとした専門僧堂もある曹洞宗の大寺である。いわれは、徳川家康が命の恩人でもあるお寺の仙麟和尚を浜松城に招い […]
結構見どころがあるんです。遠州三山なんてのがあります。静岡西部にある可睡齋、尊永寺、油山寺の三名刹をさします。 前の2つはすでに制覇済。残るは1つ。油山寺は、眼病に効くということで有名である。怪僧道鏡を寵愛したことで知られる孝謙天皇(聖武天皇の娘)の眼を治したそうで […]
先日、仕事で関西に帰ったら、仕事場が生駒山の山麓だった。 翌日、連れと飲んだ。 彼は「生駒はやっぱりええ。ホッとするというか、心が洗われる」と宣う。 ふうん、そんなものかね。 そういえば、私も縁のある聖天さんを祀る宝山寺には、 しばらく行けてないもんなぁ。 こりゃ、「顔見せぇや」 […]
郡上には、1度行ってみたかった。なぜって?聞くも野暮よ。郡上踊りを見るためゾ!なにがスゴイって、この踊りは7月11日からはじまって、9月5日まで約2カ月もの長きにわたり、行われておる。お盆の8月13日から16日はクライマックス!徹夜踊りでは、夜の8時から朝の4時ごろまで踊り倒す。 […]
武田鉄矢主演の映画のタイトルではない。だが、舞台の秋田県角館よりさらに遠い北海道にいる。いわゆる北の大地だ。気温が違うし、風が違う。 とはいえ、こんなところだからこそ、寺を訪れたいと思うのが人情?知人のお坊さんに電話をすると、グーグル並みの即レス返事だ。 「OKです […]
「まこも」とはなんぞ? すぐにピンときた向きはよほどの食通とお見受けする。わたしも40年以上生きてきて、つい最近知った。 妻が陶芸の題材として、「羅漢さんをみたい」という。東海地方で調べると、竹成五百羅漢という石仏群がヒットした。では、さっそくGO!だだっ広い平地に目的地はあっ […]
前項コラムで、後醍醐天皇陵が北を向いていることを書いた。このたびも北向きの話である。 舞台は、長野県である。夏は新緑がすがすがしく、風が涼しい。中高年向きの雑誌に、「田舎暮らしのランキングの1位が長野」とあった。そんな気にさせる風土が確かにある。 足を運んだのは、別所温泉というと […]
怒っている。何が? 寺がである。京都といっても、相楽郡笠置町は、すぐ南は奈良県、東は三重県である。笠置寺はそんな奥まった笠置山に位置する。そんな木津川のほとりに城郭のように立つ古刹が、怒っているのである。
前回のお話は、長野の善光寺のものだが、今回は岐阜の善光寺のお話です。GWの岐阜は実にのどかです。さらにもって、観光客もまばらで静けささえ漂います。ほどよく心地いい。岐阜はそんなところです。 御本家の善光寺では、怪人に会った話をしました。 (善光寺の怪(2014年4月)) […]
長野に行ってきました。昔、スキーでよく訪れたのだが、まちを見るのは今回が初めて。実に気持ちのいいところだった。そばがうまいし、人も親切。高い建物がないので、視界が開けていて、圧迫感が全くない。いや実にすがすがしい。 まあ、あっしが行くとこにゃ、必ずお寺があるわけです。日本仏教 […]