鶴林寺②~無事にお引越し、安置されもうした~
日付にすると14日になるが、無事にわし「笑い仏」こと「がれき光背仏」であるところの釈迦如来は、 鶴林寺への引越を終えた。鶴林寺の皆さま、お忙しいところ丁重なご対応、誠に有難うございます。 幹住職には、正装にて焼香台までご用意いただき、感謝しきりであります。最大限の誠意をもって対応 […]
日付にすると14日になるが、無事にわし「笑い仏」こと「がれき光背仏」であるところの釈迦如来は、 鶴林寺への引越を終えた。鶴林寺の皆さま、お忙しいところ丁重なご対応、誠に有難うございます。 幹住職には、正装にて焼香台までご用意いただき、感謝しきりであります。最大限の誠意をもって対応 […]
せっかく加古川に来たのだから、少し町を歩いてみるかのう。 じゃが、加古川といえば、何が有名なんじゃろうか? 駅前の商店街を歩いていると、大変なものを見つけてしもうたぞ! かつめしの石像 か、かつめし!?
さて、今あらたにお邪魔している鶴林寺は、国宝の太子堂だけでなく、宝物館もみどころ満載じゃ。そしてここには、「あいたた観音」がおられる。重要文化財でもあるのじゃ。 あいたた観音さまの看板
わしの教えを広げる目的につくられたのがお寺じゃが、何とも寺院というものは不思議なものをつくられる。 ここ鶴林寺にも見つけた。その一つがこれじゃ。 開かずの扉遠景
いやあ、実に初夏は暑いが、瑞々しい緑がすがすがしい。広い境内には、いろいろなみどころがある。ちょいと、案内してみるとするか。 仏足石の遠景
境内を入って、左手に行くと、白壁の向こうから、小気味よく「パチン!」という音が聞こえてくる。虫の羽音にしてはでかすぎる。裏手の鶴林寺公園に回ってみた。 将棋好きの皆さん!
季節が季節だけにお寺を訪れる人は暑そうじゃ。わしはもちろん仏じゃから、修行の成果で汗一つかかんぞ。境内を歩いていると、もう一つの夏を見つけたわい。 ほれ! 「鈴なり」なセミのぬけがら! 古来は空蝉(うつせみ)といっていたかのう。情緒あふれる響きじゃわい。 現実は夢…とは少し寂し […]
鶴林寺には短い間じゃったが、本当にみなさまによくしていただいた。ありがとうござりました。 最後に本堂からの眺めを目に焼き付けておこう。 本堂から外を見る
姫路の山寺である圓教寺をあとにして、次にお邪魔するのは、兵庫県加古川市にあるお寺。あの聖徳太子ゆかりの鶴林寺じゃ。創建は589年ともいわれる。 威風堂々たる本堂