世田谷観音①~ついに江戸じゃぞ!~
ついに、東京に来たわい。 歩く人がみなあか抜けている気がするのは、気のせいか? 世田谷観音は、東京都内とは思えぬほどの閑静な地にあった。 ここも東京? 江戸には、いろいろなところがある。 境内は広大じゃ。
ついに、東京に来たわい。 歩く人がみなあか抜けている気がするのは、気のせいか? 世田谷観音は、東京都内とは思えぬほどの閑静な地にあった。 ここも東京? 江戸には、いろいろなところがある。 境内は広大じゃ。
わしの引っ越しでは雨が降るときが多いのじゃが、 これほどにない晴天であった。 こちらの正安寺にもお世話になったのう。 酒井副住職のご子息・オーエン君とも別れじゃ。 英語が達者であったが、次に出会うときには、日本語もいけるかのう。
4月8日といわれて、パッと答えられる御仁はもう絶滅種かもしれない。祝日でもないし、はて? というのが一般の方だろう。 だが、日本人にとり、あさからずご縁のある日なのです。4月8日は、お釈迦様が誕生した日なのである。 各地のお寺ではこの日を記念して、いろ […]
MONK共同代表である切込み隊長の空石が、数年前に名古屋のストリートにて邂逅したブラジル人禅師である黙元老師。永平寺で厳しい修行を積んだ老師は現在、曹洞宗のブラジル寺院である「天黙山 高岳禅寺」を開き、そこで仏教・禅に興味を持つ人々を導いておられます。 公式サイトはこちら:&nb […]
昨日は4年目の「3/11」であった。未曾有の大災害であり、かつ、今もなお大きな爪痕を東北のみならず日本中に残しておる「東日本大震災」が発生してから4年が経過したことになるのじゃな。改めて、この大きなできごとの犠牲となった一人ひとりの方々、一つ一つの他の衆生に冥福を祈るとともに、よ […]
表題の通り、今月15日には、正安寺で、涅槃会が執り行われた。 2月15日は、お釈迦さんが、入滅した日とされ、その遺徳を偲んで法要が行われたのじゃ。 その際、本堂で掲げられるのが、何と江戸時代の涅槃図じゃ。 何でも、本堂を改修工事しようと、阿弥陀さまの台座を持ち上げたとこ […]
いよいよ、お世話になった森住職と奥様ともお別れになる。 こちらのお寺では、いろいろな方とご縁も結べたのう。 足の弱いご婦人が、わしを気に入っていただいて、 長い石段を登って、大勢のご友人をわしに会わせてくれて、ありがたかったのう。 実に、名残惜しい。 […]
浄源寺はわしの福島を目指す旅の中で、はじめての浄土宗のお寺となっておる。 浄土宗は至極簡単に言うと、阿弥陀仏を信じる宗教であり、「南無阿弥陀仏」のお念仏が主となる。 法具にも特徴があるのじゃのう。 お経のときには、「打ち鉦」と呼ばれる法具を使うのじゃ。 それが、これじゃ。 &n […]
道中にさっぱり雨もあがり、平塚にある浄土宗の正安寺に到着した。 すると、おちびちゃんが、元気に飛び出してきたが、 お子ちゃまが、話すのは何と英語。 聞けば、酒井副住職の奥様リンさんは、アメリカ人とのこと。 正安寺は、英語と日本語とお経が、飛び交うマルチリンガルなお寺 […]
明けましておめでとうございますじゃ。 年末年始のわしは、神奈川の浄源寺さんで、年越しじゃった。西に仰げば、名峰富士も鎮座しておられる。 地元の方のお参りもあり、わしのことをありがたがってくれる御仁もあった。嬉しいことですじゃ。 今年8月には、福島入りす […]
【序】 われの名、毒坊主と申す。毒を持ち、毒を吐く。それが三毒と分かっていながらも。 川崎大師は、あるサイトによれば、2013年の三が日の初詣参拝者のランキングで堂々の3位なのだそうである。なんせ、298万人が訪れる。そのこと自体にそれほど興味はないのだが、大阪市の […]
MONK衆の手助けで、小田原近くの浄源寺に逗留することになった。台座などを整えていただくと、森住職がお経をあげてくれた。 一段落すると、竹筒を手にされる。なんと、尺八じゃ!何でも、お寺に来られる前からたしなまれて、おられるという。
突然の寒波到来で、全国的に寒かったようじゃな。 名古屋からMONK衆が迎えに来たが、長野あたりでは銀世界だったらしい。 山梨に入れば、豪雨と霧で視界悪し。MONK活動史上最悪の天候じゃったそうじゃ。ちょいと、苦労させてやったわ、ホホホ。それにしても、お […]
それで、ここのお寺には、面白いいわれがあるのじゃ。この行基さんが、民衆のために薬園を作られた。甲州ぶどうの始まりだそうで、それで山梨県は今でも日本一のぶどうの産地なのじゃ。大善寺のある勝沼地区はぶどう畑が多く、甲州ワインも有名。 10月4日(土)には「甲州市かつぬま […]
(このブログ記事は、空石による2014年盆少し前の出来事に関する記録です。) 「笑い仏」が訪れた岐阜県大垣市の法永寺は覚えておられるでしょうか?両足を戦争でなくした禅師の奥さんがやられているお寺です。そこに、ちょういとご挨拶に行ったのですが…。 観光寺ではなく、檀家 […]
MONK衆の運転するレンタカーに乗って、山梨県甲州市の大善寺にやってきたわい。長谷寺のご住職が言われていた通り、大寺であった。まずは、本堂には度肝を抜かれたわい。檜皮葺でこれほど大きな建物は、観たことがないのう。ここにおらせていただくとは、気持ちが引き締まるというものじゃわ。 & […]
長野は、果物もたわわになる実によい季節になっておる。 お世話になった長谷寺ともいよいよお別れじゃわい。ここでは、いろいろなかたになでていただいたので、少しわしも照れたこともあったかのう。 境内には、真っ赤な彼岸花が咲いておる。リンゴもこれまた真っ赤。桃 […]
「まこも」とはなんぞ? すぐにピンときた向きはよほどの食通とお見受けする。わたしも40年以上生きてきて、つい最近知った。 妻が陶芸の題材として、「羅漢さんをみたい」という。東海地方で調べると、竹成五百羅漢という石仏群がヒットした。では、さっそくGO!だだっ広い平地に目的地はあっ […]
前項コラムで、後醍醐天皇陵が北を向いていることを書いた。このたびも北向きの話である。 舞台は、長野県である。夏は新緑がすがすがしく、風が涼しい。中高年向きの雑誌に、「田舎暮らしのランキングの1位が長野」とあった。そんな気にさせる風土が確かにある。 足を運んだのは、別所温泉というと […]
怒っている。何が? 寺がである。京都といっても、相楽郡笠置町は、すぐ南は奈良県、東は三重県である。笠置寺はそんな奥まった笠置山に位置する。そんな木津川のほとりに城郭のように立つ古刹が、怒っているのである。
わしは9月の秋分祭まで逗留させていただくことが決まった。9月21日に行われる秋分祭は、長谷寺でも大きな行事だそうじゃ。多くの参拝客が来られるというので、楽しみだわい。 住職によると、このお寺は真東に向いて、お堂が建っているという。このお祭りでは、早朝にお堂から真東に […]
お世話になった風鈴寺とも、ついにお別れじゃ。佐藤住職夫妻には、本当にお世話になりました。 「いってらっしゃ~い」 ご婦人に元気に送り出されました。風鈴の音がいつまでも心地よいお寺じゃった。
夏にさわやかさが染み渡る長野に到着じゃ。暑さが厳しい東海地方と比べると別天地じゃのう。そして、今度逗留するのは、長野市内にある長谷寺じゃ。日本三大長谷寺の1つという名刹なのじゃ。