南の南(2013年2月・沖縄県那覇市・護国寺)
2月なのに日差しが痛い。 そりゃそうよ。 なんてったってここは南国、沖縄なのさ~。 仕事の間隙をぬい、さらに南に。 目指すはただ一つ。何はともあれお寺である。 沖縄で最初にできたといわれるお寺、護国寺を参った。
2月なのに日差しが痛い。 そりゃそうよ。 なんてったってここは南国、沖縄なのさ~。 仕事の間隙をぬい、さらに南に。 目指すはただ一つ。何はともあれお寺である。 沖縄で最初にできたといわれるお寺、護国寺を参った。
いよいよお世話になった元興寺ともお別れじゃ。ホント、お寺の方にもよくしていただいた。ありがとうございました。 さて、最後に元興寺最大のイベントである2月3日の節分をこっそりのぞいてきたので、紹介したいと思う。
今日は、我々もよく知る阪神淡路大震災からちょうど18年目の日に当たる。わしもここ奈良から、祈りを捧げたい。生きとし生けるものに、幸せと喜びが与えられますように。生きとし生けるものから、災厄と不幸が取り去られますように。 わしは、東日本大震災の痛手からまだ復興しえぬ福 […]
塔跡から西に行くと、今度は元興寺小塔院というところがある。細い道にあるところで、うっかり通り過ぎてしまいそうなところじゃ。小道を上っていくと、トタン屋根のお堂がある。掃除をされている男性がいろいろ教えてくれた。こここそが、むかしは元興寺のお坊さんの学校があったとこというのじゃ。 […]
元興寺を出て、少し南に下ると、「元興寺塔跡」という場所があるんじゃ。ん、ここも元興寺なのかのう? 結論から言えば、そういうことになるのじゃ。もともと元興寺は奈良時代では大寺中の大寺。東大寺、興福寺と肩を並べるぐらいの寺領を持っておった。興福寺などは藤原氏の加護があり […]
わしがおる収蔵庫の前の庭に、平たい石版があるんじゃ。よくみなされ!細い線で足が書かれているのが、わかるかのう。これを仏足石という。偶像崇拝を禁じた仏陀を偲び、古代インドで足形として信仰の対象としたものなのじゃ。足形だけでなく、魚や法輪も描かれておるぞ。
ちょいと、お寺を出てみると、おもしろいものに出くわした。 寺を出て、すぐ正面にある酒屋さんがやっている「ちょこっとカフェ」じゃ!説明するより、見てもらったほうが早いであろう。この燦然たるセンス!感動もんじゃ。
みなさま、明けましておめでとうございますじゃ。2013年ですのう。今年もわし、「笑い仏」の福島への行脚にお付き合いくだされば幸いじゃ。 わしの隣に五重塔がある。高さ5.5m。がっしりとした作りで、精緻につくられておる。何とこの塔は国宝なのじゃ。工芸品としてではなく、 […]
このお寺は実に風格あるお姿をしておるのう。さすがは飛鳥時代に創建されただけあるわい。事実、「日本最古の本格的仏教寺院」と言われておるしのう。
これはただもう見てくれというしかないでしょうな。 場所は名古屋市北区にある久国寺だ。 徳川家康の時代に創建され、1662年に現在の地に。 ご託はそこそこにまあ見て下さい。
名古屋で迎える初めての冬である。 ともかく寒さが身にしみる。 だから、体があったまる味噌煮込みうどんなどを食べるのだろう。別に馬鹿にしてませんよ。むしろ、味噌煮込みは好きですぞ。 週末に寒さが少しだけ和らいだので、寺を目指した。 荒子観音である。全国的には、知られて […]
ここ数日で、急に寒くなったのう!じゃが、元興寺へ来られるお客さんの数は特に減らずじゃ。皆さん、お参りご苦労様です。 そうそう。わしはこんな感じで逗留しておるぞ。
元興寺の歴史は、蘇我馬子が588年から建立した法興寺にさかのぼる。これが平城京への遷都の際に、奈良に移り、元興寺(がんごうじ)となったそうじゃ。 宗派は真言律宗。飛鳥時代からの、古寺中の古寺じゃのう。事実、わし、笑い仏のこれまでの逗留地では、最古になるかのう。でも、 […]
秋と言うより、もう冬の風情じゃのう…。おう、いつものMONKの者もようやく会いに来てくれたか。 いや、もう引っ越しなのか?早いもんじゃのう!まさに光陰矢のごとしじゃ。庭園の木々が美しく色づいてきたので、もうちょっと居たかったのにのう。 松村住職らにも結 […]
今日は、MONKフォーラムの初期メンバーの一人、奈良に住まうモラ坊弘大からのお便りを紹介じゃ。彼はMONK活動の初期のころに、当時メンバーが毎月大阪のお寺さんと一緒にやっていた「聖天カフェ」にも随分と参加してくれていた古参メンバーになるのう。 しばらく活 […]
さてさて、ワシも長旅の疲れで人間ドックならぬ仏「ドック」に入っておったんじゃ。MONK衆の照空殿と父上の尽力もあり、体調も良くなったので、ぼちぼち旅を再会するかのう。 本日より大和の国じゃ!奈良県は葛城市の當麻寺(たいまでら)の中ノ坊に到着。ここ、當麻寺 […]
わしは今、奈良の當麻寺に向かう途中で雲隠れしておるのじゃが、MONK衆から連絡があったわい。ん、名古屋からとある。えらい東のところじゃのう。どれどれ、写真がついておる。
今回、須磨寺に逗留させていただいたのじゃが、本当に参拝の方々が多いお寺じゃのう!境内の静かで厳かな景観、様々な歴史的宝物、そして、ご本尊様に日々を感謝する多くの人たち、笑顔で参拝なさる参拝客の賑わいを見ると、この須磨寺が幾多の時代の中で戦乱や震災に巻き込まれ倒壊し、その度に再建さ […]
今日は須磨寺にいらっしゃる多くの伝説やワシの仲間の仏様…と言っても歴史的に大先輩にあたる方々を紹介しようと思うとる。 四国八十八箇所のお砂踏み
須磨寺由来の楽器といえば、一弦琴の「須磨琴」と小枝の笛、通称「青葉の笛」じゃろうな。実はどちらも、とても悲しい物語にまつわる琴と笛なのじゃよ…。 美しくも悲しい物語を奏でる須磨琴
さて今日は、境内で目に付く、ちょっと大きなものを見てみるとしようかのう。 たくさんのお堂が立ち並ぶ中で、ふと目に入るのが大きな古い松と池じゃ。お寺では、時を知らせる釣鐘が立派じゃのう。ふむふむ…なにやら、謂れのありそうなものばかりじゃ。 義経の腰掛松
ただいま、わしは須磨寺の青葉殿におることは、ご存じのとおりじゃ。だが、ハーバーランド近辺のかたに朗報?じゃぞ。 9月17日(祝)まで神戸新聞ギャラリー(神戸市中央区)にて『仏画 OR MORE』と題するイベントで、わしの写真の行脚の軌跡を紹介したパネルを展示しておるぞ。 開館時間 […]
この日は能福寺での最後のご開帳であった。 さて、最後にわしに会いに来てくれたかたなのじゃが、どこかで聞いた懐かしいイントネーションじゃった。 「広島のかたかのう」 松島さん(広島出身)
大仏殿と映られておられるのは、ここ能福寺の雲井副住職じゃ。この方は、わしの目的地でもある東北に足を運び、いろいろな支援をされておられる。先日も宮城県に行ってきたそうじゃ。 雲井副住職