「MONK宿坊体験プロジェクト」を発生させること(2012年4月)

よう、空石よ!

昨日の暴風雨は凄かったな!こちらも大変やったわ。もっとも、早い目にJも保育園に迎えに行ったので事なきを得たが。ラッシュ時刻に帰路に着いたサラリーマン諸氏は大変やったみたい。今日は快晴や。

昨日のスカイプ会議は有意義なものだったようで何より!23時ということで、長之坊くんからメールもらったときは既に就寝手前やったので、残念ながらキャンセルしたわ。

MONK宿坊体験プロジェクトは、目鼻が整っており意外と乗せやすいような気がしている。何より、法人ベースで需要があり(宿坊側)、やり取りされる財がとてもオーソドックスで突飛な印象がなく(人手不足への学生アルバイト)、かつ、社会性の高いもの(寺での精神修養、東北学生たちへの補助)であるということ。プラス、高野山業界には長之坊くんが顔が利くという点も、大きいやろう。

細かい点で感想を述べよう。

俺も、「まずは10人から」ってのには賛成する。規模を小さく始めるのは、新規事業の要諦やからな。ただ、もう一度MONK側の手間を精査してみるとええかもしらん。もし、初期設定を一気呵成に行った後は、MONKにそれほどの負担がでない場合は、10人も20人も大差ない。かつ、インパクトとしては後者の方がでかい訳やから、そちらを選択するのも筋ではあるな。

が、MONKが盆の期間全てを使って高野山に入り…あるいは全部ではなくても、各MONKイベントに大きな時間を要する…って具合であれば、俺らだけで20人をmanageするのはやはりきつい。これは10人であるべきやろうな。「現地での手間」をどこまでかけるか、は、再度精査する必要があるやろな。それにより、規模を確定しよう。

|#|__⑤彼らにMONKサイトで宿坊記をUPしてもらう。(写真込みで)

ってのは、秀逸なアイデアやな。これはアルバイト学生が口コミで集積することを助けるやろうし、潜在的な顧客に内容を伝えることも、メディアにもええ宣伝ともなる。MONK活動の1つのコーナーとしてまとまりのある情報になるのもええしな。ぜひやろう。学生諸君が、「俺、今年の夏こういうことやってたのやで」と周囲に紹介するときに必ずサイトを参照するやろうから、MONKの名前を全国区にするPR戦略としても機能する。

|#|__⑥終わった後で福島と関西のお寺(?)で、彼らが撮った写真の展覧会

これもええと思うわ。福島をはじめとして被災地には、「霊的なものと交流したい」という感覚が特に1年を経て芽生えてきている気がするのやな。死があまりに身近であり、1年を経ても乗り越えられないということに気付いた人々。その中で、和歌山まで動ける若者を応援する家族はぎょうさんおるやろう。

プラス、盆や。おまけに、聖地や。「家族の分まで」という感覚がある人もいるやろう。後は、東北が、「やはり盆は家族で地元で」という風習が濃いかどうか、やな。濃い場合は、それなりに俺らも説明的PRで応じる必要があるかもな。とにかく、東北はそれほど真言宗は強くない気がする。その辺りも事前調査が必要やな。その上で、若者の高野山写真を地元の寺で展示が可能となれば、それら東北真言宗寺としてもよいPRになるやろう。

これらを通じて、「高野山ワールド」への顔つなぎができるってのはMONKとしてはとてもええ戦略やな。特に、「10周年事業」としては、気合を入れる意義は十分に存在すると感じる。

予算に関しても、俺らが動く手間賃は、むろんボランティアで結構やが、実費に関しては普通に計上してええ類のプロジェクトやな、これは。でないと、「継続性」という点で問題が出てくるからよ。

むろん、学生へ支払われるアルバイト代金をごっそり引き抜くようなことはしないが、若干利益を乗せて高野山の寺に請求することは可能やろう。+αとしての宿坊の売り込みも、MONKサイトとPRとで彼らは行える訳やからな。単純なアルバイト斡旋ではない。MONKとしても、「ボランティア活動」よりも、「善意しかしプロジェクト」である点を前面に出していこう。

長之坊くんの「MONK活動の本山への認知」はよく理解できる。大人数というのも、そこからの発想でよく分かるわ。ただ、どういう形で本山に認知して欲しいと彼が思っているのか、そこら辺の具体像がしっかりしていないと、それこそ極端な話、「悪名」だけ轟かせて認知されても意味ないしな。「新しいことしてる」と認知されたいのか、「俺らもバックアップするで」と本山に言わせたいタイプの認知希望なのか。彼にもう少し詳しく聞く必要があるわな。

MONK宿坊Pの企画書も多謝。これはまた後で読むわな。

俺の4月の帰阪日程はまだいまいち不明瞭。いずれにせよ、ビハーラ調査活動に日程を合わせて戻りたいため、研究計画自体が立ってからとなるわ。また連絡する。

では、このプロジェクト、10周年記念事業として目玉にできればええな。