風鈴寺の入り口には、ありがたいことに、
わしがおることを記す書き物をしていただいておる。
ほれ。
それにしてもわしをこころよく受け入れていただいたのは、
この地の気風にもよるのかもしれない。
佐藤住職が興味深いお話をしてくれた。
「むかしはここ(豊田市旭町)にも名古屋から1日1本、バスが通っていたんだよ。
だから、こんな山奥でも最新の情報が入ってきたんだよ」
確かに、ネットで調べると、
昭和40年代には、瀬戸経由でバスが通っていたらしい。
3時間もかかったそうじゃ。
もちろん、今はないが…。
でもわしなぞを受け入れてくれる進取の気風は、こんなところから来ているのかもし
れないと思った次第ぞ。