仏教ホスピスに関するイベントが應典院にて催され、寺の代表で浄土宗大蓮寺副住職(当時)の秋田さんがお話してくれた。以前から「革新的な寺」として存じ上げていたので、一度ご尊顔を拝したかった。
一見にして瞬時に「これは只者ではない」と思わされるあの眼!あんなに眼光が鋭い人には早々お目にかかれない。本当に失礼ながら、ステレオタイプで言うならば、あの眼は「お坊さん」の目ではなく、「ヒットマン」のそれである。あれは狩をするものの眼だ。どこに仏教が使えるか、どうすれば方便が世界に届くか、を模索し、チャンスを逃さず射止める狩人の、鋭いまなざしなのだ。
が、物腰は優しくおもろいお坊さん。…惚れてまうやろ。
その後も着実に、いや、恐ろしい加速度でさらに進化し続け、さらにオープンになっていく應典院。届かないなりにも、常にMONKが目指すべき高みにおられる先達として、今日も眼光鋭き21世紀の狩猟和尚は、進み、その行動で我々を鼓舞し続ける。
秋田老師の経歴については以下が詳しい:
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?content_id=239
(参照: 仏教ホスピス(2002年10月))