わたしたちは、お寺好きの人間が集まる団体です。普段、縁遠いお寺や仏教文化の魅力を勝手な目線で発掘し、それを市井に伝え、ともに楽しんでいく活動を行っております。活動内容を定義すれば「寺院を通じたまちづくり」ということになります。これまでお寺さんの協力を得て、各種セミナーや仏教イベントなどさまざまな活動を行って参りました。
その正式な起源は2002年12月29日の大阪、円瓢と空石とが3度目の「地獄」にして最初の「納め地獄」を決行した根来寺→七宝龍寺の日に遡ります(参照: 空石による紀行文)。この日の締めに外湯として入った犬鳴温泉の露天風呂で、それまでの「地獄」の旅を一方の極に、他方の極を町中にある寺院の活性化、そして仏法のユニバーサルアクセス(本来は本当にオープンでユニバーサルだったのですけどね)に求められる活動を、趣味とミッションの混沌の中に発露させよう!と得体の知れない使命感に二人が取り付かれ、(まさに犬のように)吠え、MONKフォーラムが結成されました。直後にかつて大阪・難波にあった僧侶がバーテンという伝説的バー「Bowzバー」に赴き、いきなり客の皆さんとこたつで一夜を過ごすというハプニングで彩られた結成の日でありました。
その後、2003年中旬にかけて、「町づくり」の中心に「寺の再生」が組み込めないと、21世紀の日本は駄目になってしまう、それにはマーケティングが必要や!なんてよく議論していました。そして、2004年の3月には、「もら観音」という世界で唯一(かも知れない)「まんぼうに乗った観音さま」がMONKフォーラムの公式キャラクターとして採用されることに。(詳しい経緯はこちらで。)
また、どこかでまとめて書きたいと思いますが、要するに「仏教と寺院の大ファンが、趣味も高じて寺院を活性化したい」と考えている人々のグループということです。
2011年12月11日
まずは手始めに「地獄記」などはどうでしょうか?敢えてきつい山寺を狙い定めて巡礼するという通の所業です。皆さんの巡礼の参考にして頂けますとMONK一同喜びます。
こちらからどうぞ。
「地獄記」の目次は右横のサイドメニューから。
あるいは「笑い仏さん」について読んでみては?東日本大震災の際、福島の人々に「笑顔」を届けたい一心で、足掛け3年かけて鳥取県・倉吉から「がれき光背仏」こと「笑い仏」さんが行脚・逗留を繰り返し22ものお寺にお世話になりつつゴールする物語です。
こちらからどうぞ。
右サイドのメニューから22のお寺をお回り下さい。
または「町寺の巡礼」も読みごたえがあるかも。こちらは、町中のお寺または神社を巡る記録です。気にはなっているけど行ったことがないとか、そんなところも多いと思います。お出かけや出張のついでに行ってみようと思い返して、足を運んで頂ければ一同望外の喜びです。
こちらからどうぞ。
画面上メニューから訪問年(だいたい4年区切り)で整理されています。
ひねくれた筋には、「MONKの文句」を徒然に読むのもよし。2001年から20年以上の長き(!)にわたり主に円瓢と空石とがメールでやり取りした「MONK的つぶやき」を並べたもので、我々の仏教や寺院に対する思いが窺える変態的文章の蓄積です。あくまで個人的な愛故にの独断と偏見です。濃いMONKファンから意外な人気を得ているコーナーです。こっそりどうぞ。
こちらからどうぞ。
画面上メニューから5年区切りの時系列で整理されています。まだ2018年分までしかアップされていませんが、徐々に増やしていきますね。