訃報続く(2010年7月)

よう、空石、べらぼうに暑いな!
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表題のごとく…

数学者で京都大名誉教授の森毅さん死去 独特な社会評論
http://www.asahi.com/obituaries/update/0725/OSK201007250090.html

…謹んでご冥福をお祈りします。先日の梅棹さんもそうやが、俺らが高校時代によく読んで刺激を受け、実際には会っていないのに、まるで彼らの生徒であったかのように親しんだ、「京大の変人学者ども」が、寿命からばたばたとお亡くなりに。が、皆さん80歳を過ぎており、特に驚きの死という訳ではなく、ただ単に寿命を迎えた、もっと言えば、俺たちもそんだけ歳を取ったというだけの現象なのかも知れない。

森のオヤジには本当に世話になった気がする。俺が高校時代にとにかく「受験数学」に我慢ならず、しかし「数学」は絶対に面白い学問なはずだ、と思っていたときに、「おもろいで」と洒脱に語りかけてくれたこの高校の先輩でもある飄々とした教授の存在は、本当にとても有難かった。お蔭で、「数学」が嫌いにならずに済み、「受験数学」を無視できた。高校3年の3学期というセンター試験前のぎりぎりのときに読んだ「指数・対数の話」という本で、「直感から外れた真理に驚けるのが数学の醍醐味」みたいなことを書いていたが、強く心に残ったことを未だに覚えている。

ずっと前に逝去された河合隼雄老師もそうやが、皆さんもう80をとうに越えていた人たちやな。俺らももうすぐ不惑を迎える。自然なことではある。なんか、高校の青春時代を衒学趣味的阿呆どもな仲間たちと背伸びして本を読み語りまくったことで費やした俺は、彼らの訃報に接すると妙な懐かしさを覚える。

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