第1回「聖天セミナー」を通じて反省点(2003年11月)

色々と学びの多いMONKフォーラム第1回でよろしかったですな。俺としては、現地で学んだことは勿論やけど、空石とその直前に行なった電話での「前日反省会」で互いに指摘した点が、今回の「現地反省会」と大いにだぶり、とてもわが意を得た。特に、

・ 5回目以降は「仏教」と「同時代興味」との交錯点をモロに出す
・ 「集客」によりも「テーマと実行」とに重点、客に媚びずプレゼントも不必要
・ 主催は我ら2人の「仏興味」で、寺の「御用聞き/コンサル」に非ず
・ 他人ヘルプは大歓迎だが上記を念頭に、よい意味での上下関係を堅持
・ 「大学生イベント」に非ず、時間・経費などのROIにシビアになり、BMを考慮

という5点が、我ら自信の反省、そして、副住職や山下さんからのアドバイスを聞いてから、ますます的を得たものであったことが分かり、「俺らが考えている方向性は全く間違ってない!ようは『やり方』の熟成や!」という確信が持てたため、よりよかったと思うな。(ROIはReturn On Investment、BMはbusiness modelな、ちなみに)

あくまでも、山下さんの問いかけにもあったように、「君らがやりたいことが一番大事で、それを真剣にやろうや」というこっちゃな。ええ意味で、俺と空石がやりたい「仏教のnormalization」を、俺ら自身の興味の文脈で発信し、その「相棒」として寺院や関係者がいる、というスタンス。これを忘れたら、「(イベントをしかけること自体が目的の)イベント屋」に成り下がる。MONKはそれではない。ぶっちゃけ、

「俺達と仏教」

が、俺ら自身のinterestや。で、外側へのミッションが、「仏教のバリアフリー」などの目的。それをかなえるために行なうことが、仏法拡散と寺院復興の2方向や。

周りが勝手にあれもやりたい、これもやりたい、ここで自分は発表の場所が欲しい…なんていうのは所詮は大学祭の世界や。それは無視。君らそれ、他で勝手にやりなさい。ここはジョブ紹介所にあらず。場所貸し公民館でもない。ここでは他人の宣伝もしない。ここは「笑っていいとも!」とは違う。宣伝するのは、「俺らが考える、こうあるべき仏教の姿」や。ここに集中した上で、テーマの選定と顧客の同定、ほいで集客を考えよう。

俺らがやりたいことちゅうのを、俺らの「相棒(後にはクライアント)」としての寺院と一緒にやっていく。目的、テーマ、戦略は、全て、全て、俺らが決める。それで「戦術」レベルで、俺らが必要と思うリソースに声をかければええ。「勝手なヘルプは邪魔や!」ぐらいの「中心性」の確立を行なわなければ、ミッションとビジョンがずれてしまう。

「受け」や「集客」に目が行き過ぎては、それこそ「売名行為」やと叱られる。プレゼントや集客のためのサービスなども、実は「売名行為」とお客さんに認知される可能性が高いちゅうの、昨日やってみて初めて実感した。俺らは「お客へのサービス」のつもりやったのやが、確かに、それはSP商法的にも見える。いやいや、深い体験学習が出来たと思う。顧客の意思決定プロセス分析を行なうマーケティング専門家としても、実に実りの多い体験やった。これは、妻も物凄い興奮してたけどよ。俺らの方向、21世紀の視点から見ても行けて末世、空石よ。

「あくまでもコアは、仏法を愛するMONK自身、そして寺」である。この順番。「名を売る」つもりの「名」もないほどに、「俺らと仏教」で攻めることが肝要やな。「空石さんらが行なう行動に、こちらが協力させてもらうんですから」という高やんの言葉、あれ、彼の本心やと思う。彼の速攻の支払いにも、実は、「応援したい」という気持ちの表れが一部あったとも、思うとる。

ここ、重要やで。「俺らが寺に協力したる」ちゃうねん。俺らが「寺のパトロン」やないねん。俺らが「寺おこしやるので、手をかしてね」と声をかけられた訳ちゃうねん。それは、コンサルティングの仕事や。それはもっと後の話や。MONKが手がける寺が10・20を超えた辺りの話や。

が、今はこれは、(禅語としての)「あそび」やねん、俺らMONKの。今は、逆に、「寺が俺らの(時間・場所・思想背景としての)パトロン」なんやな。ここがすっきりと分かったで、昨日は。保育園からの客、ばあちゃんら、副住職との話、山下さんとの話、俺の妻や空石の妻、ひろやん等の「非仏教客」からの話…などを統合・分析してな。

こういうpositioning戦略が、昨日のおかげでより明確になってきたような気がする。で、こういうのも何やが、こんだけ大きなことを、たった1回のイベント、打ち上げ会議、反省会を通してだけで身につけるちゅうのは、俺ら、メチャクチャ優秀やとまじで思うで!さすがは頭の狂ってる「淀川パンクブラザーズ」やと思う!

今後は、反省点を大いに反省して分析して実行プランにして、攻めればええと思う。山やんの背中の後押しにもあったが、「もっと自分らがやりたいことやったらええやん!どうせ皆、方便やんか!」ってこっちゃな。変な気は使うなや、という、プロ坊主からの励ましやと、俺は受け取ったで。

「仏教好きのパンクども、やりたいこと、気ぃ使わんと、精一杯やれや!寺ぐらい貸すがな!」

これが、皆から受け取ったメッセージやな。特に、高やんと山やんとから。

有難い、有難い。so tough to see it existや。如来、菩薩、そして祖師方に、とても感謝したい気持ちで一杯ですわ。仏教やっててよかった。

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