ここでは、鳥取県は倉吉市の集仏庵よりこちらの世界に来た「がれき光背仏」であるわし、通称「笑い仏(ぼとけ)」が、旅先から日々の思いをつづるブログじゃ。わしについての概要は、こちらのページからご覧いただければ幸いじゃ。

 

これからも福島をつなぎます!

寒い3月が続きます。
2011年3月11日からは5年が過ぎました。
鳥取県倉吉市の仏師・山本竜門さんがつくられた「笑い仏」がおられる福島県の浄林寺からはがきが届きました。
まだ寒さは続いている様子ですが、11日にはみなと法要をされたそうです。
今年も8月6日に施餓鬼法要を行われるということ。
われわれも時間が許せば、是非とも訪れたく考えています。
 
さて、鳥取の竜門さんからもお便りをいただきました。
今は「笑い仏」の脇侍を制作されているとのこと。
そして、福島との関わりがNHKで11日に放映されたそうです。
それはめでたい!
制作中の大事な〝こども〟を抱かれる竜門さんです。
 
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なんだか、春が近づいてきたようです。

浄林寺④~法要の様子とメディアの皆さん

お盆の季節もそろそろ過ぎ去ろうとしておるが、皆さんは如何お過ごしじゃろうか。

わしも、ここ福島県富岡町浄林寺を終の棲家と定めてからあっと言う間に3週間以上が経過したわい。今月の6日に、施餓鬼法要と併せて行われたわしを迎える開眼法要にて、早川ご住職や檀家の皆さまと縁を繋いでからもう10日もたったということになるのかいのう。光陰矢のごとしじゃ。

当日はメディアの方々もわしの到着を取材して下さっておった。

KFB福島放送さんには、同日(6日)に「ふくしまスーパーJチャンネル」の中で大きな扱いをしてもらった。MONK共同代表の円瓢が取材に答えており、妙に晴れ晴れしい表情をしておったのが印象に残ったわい。

福島民報さんには、2日後の8日に、これまた写真付きで大きな記事にして頂いた。何だかそこかしこでわしの姿がででんと皆さんにお披露目されており、少し照れるのう。釈迦如来でも照れるのじゃ。

それと、福島民友さんには3日後の9日に、ネット記事にもして頂いた。遅ればせながらURLを下記に:

“笑い仏”像、浄林寺に寄進 開眼供養、全国の寺巡り到着
http://www.minyu-net.com/news/topic/150809/topic5.html

メディアの方々も、あの暑い中での取材、誠に有難うございました。

浄林寺③~施餓鬼法要

いよいよ施餓鬼法要の日がやってきた。
わしにとっては、お檀家さんへの初めてのごあいさつになる。
わしを生んでくれた仏師・山本竜門師も鳥取県倉吉からお越しいただいた。
浄源寺の森住職と、茨城県の三井さんには、妙なる尺八の演奏をしていただいた。
200人弱が集まる盛大な法要でった。
 
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MONK衆からは、約3年に全国21か寺でご記帳いただいた芳名帳7冊が奉納された。
ここには、福島への思いがつまっておる。
 
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早川住職は、暑さの中、立派な法要を行われた。
頭の下がる思いである。
 
福島県双葉郡富岡町下郡山下郡26
 浄林寺
訪れる際は1度お電話を 0240-22-3492

浄林寺②~復興と現実

お寺では、はち切れんばかりの笑顔で、早川住職が迎えてくださった。
 
だが、ご住職に案内していただいたまちの様子を知るにつれ、
まだまだ復興と呼べる状態にまちはないことを思い知らされ、がく然とする。
 
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港近くは、津波の被害でうち捨てられたままだ。
鉄道駅があったあたりは、見渡す限り、汚染土が入れられた黒いフレコンバッグが積まれている。
 
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看板から向こうは、立ち入りには許可がいる帰還困難区域。
 
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「行政により、線引きされた区画です。数メートルで賠償の額が違うと言います」
住職は淡々と話された。復興というのは、
生活者が複雑な局面に否が応でも立たされる無慈悲なものでもあるのだろう。
 
8月6日には、墓参のため、年に1度の施餓鬼法要が行われる。
 
福島県双葉郡富岡町下郡山下郡26
 浄林寺
訪れる際は1度お電話を 0240-22-3492
 
 

浄林寺① ~いよいよ永住の地に~

月山寺を出て、MONK衆に連れられ、常磐道を北に行く。
高速の途中には、このようなものが。
いよいよ福島入りしたということで、身の引き締まる思いゾ。
 
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高速道路には、このような放射線についての情報を提供する施設がある。
高速は意外と、交通量は多い。だが、よく見ると、トラックや営業車が多い。
汚染土を運ぶための車両であろうか? 原発被害の爪痕を見る思いでもある。
高速の広野ICから30分も車を走らせると、最終目的地の浄林寺に到着する。
早川住職は、言葉の端々から気力がみなぎるお方である。
だが、その裏でいろいろなものと戦われている感じもする。
8月6日までの仮置きとして、本堂に場所を提供していただいた。
 
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このお寺は高台にあり、放射能被害は他のお寺に比べては、少ないということ。
ただ、少し下ると、徐染がなされたとはいえ、線量が高いところも多いと聞く。
住職は「正見」ということも言われた。
復興という道のりは、限りなく遠いのかもしれない。
 
神妙な気持ちで、8月6日の施餓鬼法要を迎えたいと思う。
 
浄林寺
 福島県双葉郡富岡町下郡山下郡26
 お寺は避難地域となているため、宿泊は許されず、早川住職は車で隣町から通われています
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