鶴林寺③~あいたた観音と新宝物館~

さて、今あらたにお邪魔している鶴林寺は、国宝の太子堂だけでなく、宝物館もみどころ満載じゃ。そしてここには、「あいたた観音」がおられる。重要文化財でもあるのじゃ。


 あいたた観音さまの看板


白鳳時代の金銅仏で、少年のようなスマイルをしておる。
でも、どうして「あいたた観音」なのじゃろうか?

何でも、昔、恐れ多くもこの仏を盗み出した悪党が、溶かしてもうけようとしたところ、
何と観音のお口から「あいたた…」との悲鳴が。それを聞いた悪党は大慌てじゃ!
急いでもとの場所に戻し、改心したという。

話自体も秀逸なのじゃが、この観音のあどけなさが残るお顔と、この「あいたた…」のネーミングの妙!これがええ味を出しておるのじゃなぁ。

そういえば昔、わしも滋賀の金勝山で「茶沸観音」なる石仏と会ったことがあった。
その下りはMONKフォーラムの過去の記事(空石による紀行文)にも書かれておるが、その正確ないわれはいまだに謎じゃわい。だが、耳にこびりついたら、二度と忘れんインパクトじゃ。

同様に、この「あいたた観音」さんの優美さとインパクトに、心奪われたのじゃわい。

余談じゃが、「あいたた観音」さんは、新しい宝物館に引っ越しするらしいぞ。
10月と聞いておる。こちらも、なかなか住み心地のよさそうな新居じゃのう。


 きれいな新宝物館

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